今回はカシオ W-218H-1A （ブラック）をご紹介します。

評価とスペック

スタイル

テクノ　・○・・・　アナログ
レトロ　・・・○・　モダン
ドレス　・・・・○　スポーツ
ビジネス・・・・○　カジュアル
レア　　・・・・○　コモン
高い　　・・・・○　安い

評価

お気に入り　★★★☆☆
　　コスパ　★★★★☆
　　希少性　★☆☆☆☆

スペック

ブランド：CASIO（カシオ）

型番：W-218H-1A
希望価格：29.96ユーロ（約3,600円）
実売価格：約2,100円（税込）
横幅：43.2mm
縦幅：44.3mm
厚さ：10.8mm
ラグ幅：18mm
重さ：37g

ほぼG-SHOCKなチプカシ

このモデルはチプカシの中でも異色の部類で、簡単に表現すると「ほぼG-SHOCKなチプカシ」です（笑）

中空構造などのタフネス機能を省いたG-SHOCKというようなモデルで、ソーラーやBluetoothといったハイスペックな機能は無いものの、時計としての機能はG-SHOCKと変わりません。

正直、普通に生活していてG-SHOCKレベルの耐久性が必要になる事はまず無いと思います。

50M防水で落としても壊れないW-218Hの耐久性能でも、充分すぎるくらいではないでしょうか。

また、G-SHOCKというブランドの有無についても、同じCASIOの製品でパチもんではありませんので、気後れする必要もありません。

そういった意味でも、見た目が気に入ればG-SHOCKよりもお買い得なモデルかもしれません。

日本人が着けやすい大きめサイズ

複雑な機能がない分、10.8mmと薄くなっているため、欧米人とくらべて細めの日本人の腕には着けやすいと思います。

G-SHOCKで最もスタンダードなDW-5600E-1が13.4mmなので、2.6mm薄い計算になります。

形状によって見え方はだいぶ変わるので、一概に数字だけでは比べられないのが腕時計の醍醐味ではありますが、2.6mmは大きい差です。

横幅が43.2mmなので、普通の腕時計の感覚では大きめに思えますが、ラグtoラグの縦幅が44.3mmしかなく、しかもベゼル部分が目立つので、実質的には縦35mmのケースサイズに見えます。

全体的には5600系よりも大きいのですが、こうした見え方もあって、あまり大きく見えないのです。

手首の幅が50mm程度（手首周り16cm台くらい）の方でも違和感なく着けられると思いますので、「G-SHOCKはデカイし抵抗あるんだよね」という方にオススメです。

見た目や視認性

W-218Hの特徴は、なんといってもスクエアケース（八角形ベゼル）と装飾の少なさです。

衝撃吸収のための凸凹はそれなりにありますが、比較的控えめ。

文字もかなり少ないのでG-SHOCKやBulky（デカ厚で装飾過多）な他のCASIOモデルより、かなりシンプルに纏まっています。

飾りでしかないベゼルのネジ(?)装飾も、空間をうまく埋めるだけでなく、丈夫さを感じさせるよいアクセントになっています。

マットで安っぽい光沢感もなく、質感も申し分ありません。

加水分解する素材ではないので、普通の生活環境であれば何十年も使えるのではないかと思います。

バックライト式でないのが惜しい

装飾や文字が少なく、ギラツキもないので視認性はかなり高いのですが、ライトはバックライト式ではないため、夜の視認性はあまり高くありません。

とはいえ、F-91Wのような暗いライトではないので、充分機能します。

この価格に抑えるための工夫として納得できるレベルだと思います。

価格

日本では正規流通がないヨーロッパ向けのモデルですが、日本でも並行輸入モデルがネットで簡単に買え、在庫も常に豊富です。

金額も2,100円（税込）程度で流通しているので、定価約3,600円（税抜）からしっかり割引された価格で手に入ります。

カラバリも充実していて、基本カラーの3種（ブラック、グリーン、ブルー）はどれも同じように手に入ります。

DW-5600E-1の半額以下で買えて、必要充分な耐久性と機能があり、見た目もイカしてるW-218Hは、かなりお買い得でオススメのモデルです。